核融合理論シミュレーション研究系

准教授 菅野 龍太郎

メールアドレス

kanno.ryutaro

研究課題

トロイダルプラズマの運動論的輸送シミュレーション

研究内容

摂動磁場の影響を受けたプラズマエッジ領域における衝突輸送のシミュレーション研究をしています.具体的には,5次元位相空間(配位空間3次元,速度空間2次元の位相空間)における案内中心分布関数fの時間発展を記述するドリフト運動論方程式を解法する大規模計算機シミュレーションを行っています.求めた分布関数fから,例えば,磁気面などのリファレンス面を横切る粒子束,エネルギー束などを評価することで,動径方向のプラズマ輸送を解析します.また,案内中心運動(微視スケールの運動)から,どのような集団運動(巨視スケールの運動)が導かれるのかを研究しています.

主要論文
  1. Electron heat diffusivity in radially-bounded ergodic region of toroidal plasma, R Kanno, M Nunami, S Satake, S Matsuoka, H Takamaru, Nuclear Fusion 58, 016033 (2018)
  2. Dependence of radial thermal diffusivity on parameters of toroidal plasma affected by resonant magnetic perturbations, R Kanno, M Nunami, S Satake, H Takamaru, M Okamoto, Plasma Physics and Controlled Fusion 55, 065005 (2013)
  3. Modelling of ion energy transport in perturbed magnetic field in collisionless toroidal plasma, R Kanno, M Nunami, S Satake, H Takamaru, M Okamoto, N Ohyabu, Plasma Physics and Controlled Fusion 52, 115004 (2010)
キーワード

プラズマエッジ領域,運動論的シミュレーション,モンテカルロ法

興味を持っていること

プラズマ物理,核融合科学,モンテカルロ法