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液体長寿命ブランケット研究
 
 核融合エネルギー炉では、中性子遮蔽・発電のためのエネルギー取り出し・燃料増殖の機能を担うブランケットの開発が必要です。溶融塩や液体金属を用いる先進的な液体増殖ブランケットでは、炉の運転期間やメンテナンスを考慮した材料の高温強度や腐食の制御が最重要課題です。溶融塩フリーベや液体金属リチウムの流動場での材料腐食現象を明らかにするには、腐食試験用循環装置の建設が必要であり、そのための要素技術開発や設計研究を進めています。現在は、図のような自然対流ループを利用して実験を行っています。その結果、フリーベや液体リチウムが高純度であれば腐食量は小さいことが明らかになってきました。



液体ブランケットシステムでの液体増殖材の循環



液体ブランケットを模擬した腐食試験用液体増殖材循環装置
(左): 溶融塩フリーベ自然対流循環ループ(東京大学との共同研究)
(右): 液体リチウム自然対流循環ループ

National Institute for Fusion Science