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重水素実験安全評価委員会の審議と答弁

重水素実験安全評価委員会が最終報告を提出

 平成19年11月16日、重水素実験安全評価委員会の委員長である片山幸士人間環境大学教授から本島修核融合科学研究所長に最終報告が提出された。
重水素実験安全評価委員会は、自然科学研究機構核融合科学研究所長からの付託を受け、核融合科学研究所が計画している大型ヘリカル装置(LHD)での重水素実験に係る安全性の評価を行ってきた。同委員会は、公正中立な第三者である研究所外のプラズマ、トリチウム、放射線、リスクコミュニケーション、地震などの専門家委員(12名)とジャーナリズム関係者(1名)、地元関係者(4名)の17名で構成され、岐阜県、土岐市、多治見市、瑞浪市もオブザーバーとして参加している。
 同委員会は平成19年1月19日以来、5回にわたり検討を行い、検討内容を平成19年6月12日に中間報告として答申した。この中間報告を地元自治体窓口及びホームページ等で公表し、広く意見を公募したところ、8件の意見が寄せられた。これらの意見を参考にさらに2回、委員会において審議を行い、最終報告として取りまとめた。
核融合科学研究所は、本最終報告を真摯に受け止め、安全性の確保と地元自治体、住民の皆様の信頼確保を最優先とし、研究を推進することを約束した。

重水素実験安全評価委員会が最終報告

重水素実験安全評価委員会が中間報告を提出
最終報告が片山委員長(右)から本島所長(左)へ