HOME > 重水素実験について > 核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会

重水素実験について
核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会

 第8回安全評価委員会が平成23年12月15日(木)に核融合科学研究所において開催されました。本委員会は、研究所が計画している重水素実験における安全管理計画を検討・審議していただくために、関係する専門家及び地元の有識者を中心に構成された第三者委員会です。平成19年1月19日に第1回の委員会が開催されてから7回の委員会が開催され、平成19年11月16日に、「研究所が計画している重水素実験の安全管理は妥当なものである」との最終報告が研究所に提出されました。今回の委員会はそれ以来の開催となり、東日本大震災を受けて研究所が再検討し必要な見直しを行った重水素実験安全管理計画(案)の検討をしていただきました。 委員会は午後1時30分から4時45分まで行われ、10名の委員が出席され(6名欠席)、他にオブザーバーとして関係自治体から4名の方が出席されました。本委員会は公開されており、今回は自治体の関係者4名が傍聴されました。また、報道関係では4社が取材に来られました。
 委員会では、片山幸士委員長(人間環境大学 学部長/教授)の進行のもと、まず研究所から大型ヘリカル装置計画の現状が報告され、引き続き平成19年11月に出された委員会の最終報告に基づいて策定された安全管理計画の概要が説明されました。そして、東日本大震災を教訓として再検討した安全管理計画(案)及び管理区域の設定(案)が示されました。これらの研究所側からの報告・説明に対して、委員からの活発な質疑応答が行われました。今回の委員会での審議は、ワーキンググループを設置してとりまとめることが認められました。なお、今回の委員会の会議録は、次回の委員会で確定した後に公開される予定です。
 次回の委員会は、平成24年1月31日に開催される予定です。

photo

 

配付資料

資料1 核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会委員名簿
資料2 核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会設置規則
資料3 核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会の運営に関する申合せ
資料4 東日本大震災を受けて再検討した大型ヘリカル装置における重水素実験の安全管理計画(案)(説明用)
  1.大型ヘリカル装置計画の現状
  2.従来の安全管理計画概要
  3.再検討した安全管理計画(案) (第9回委員会 配付資料2-1参照)
  4.管理区域の設定について (第9回委員会 配付資料2-2参照)

 

参考資料
・大型ヘリカル装置における重水素実験の安全管理計画(平成20年4月)
・核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会最終報告(平成19年11月16日)
・核融合科学研究所パンフレット(平成23年度版)

当日の会議録