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- トリチウムは内部被ばくが問題だと言われていますが。
トリチウム(三重水素)は放射性物質なので、その取り扱いと管理はしっかり行う必要があります。しかし、セシウム137などの他の放射性物質と比べると、その放射線影響は小さいため、体内被ばくの程度が高いわけではありません。そのため、適切な管理を行うことにより、安全に取り扱うことができます。
トリチウムは弱いベータ線と呼ばれる電子を放出しますが、エネルギーが低く皮膚で止まることから外部被ばくはありません。トリチウムは気体として吸入しても体内に取り込まれることはほとんどありません。水や有機物の形状では体内に取り込まれますが、特定の組織に蓄積することはなく、水の形では10日、有機物の場合では40日で体外へ排出されて半減していきます。また、内部被ばくの程度も、ヨウ素131やセシウム137に比べて約500分の1と小さなものですし、トリチウムだから体内に取り込まれ易いということもありません。トリチウムは宇宙線により上空で生成され、自然環境中にも、水1リットルあたり1ベクレル程度存在しているため、人体にも50ベクレル程度存在しています。
トリチウムは弱いベータ線と呼ばれる電子を放出しますが、エネルギーが低く皮膚で止まることから外部被ばくはありません。トリチウムは気体として吸入しても体内に取り込まれることはほとんどありません。水や有機物の形状では体内に取り込まれますが、特定の組織に蓄積することはなく、水の形では10日、有機物の場合では40日で体外へ排出されて半減していきます。また、内部被ばくの程度も、ヨウ素131やセシウム137に比べて約500分の1と小さなものですし、トリチウムだから体内に取り込まれ易いということもありません。トリチウムは宇宙線により上空で生成され、自然環境中にも、水1リットルあたり1ベクレル程度存在しているため、人体にも50ベクレル程度存在しています。