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平成22年7月12日

科学・技術フェスタin京都

 

  大学共同利用機関法人 自然科学研究機構
 

核融合科学研究所

 

 

 平成22年6月5日に国立京都国際会館で開催された「科学・技術フェスタ in 京都−平成22年度産学官連携推進会議−」に研究所からも出展参加しましたので、その様子についてご報告します。この科学技術フェスタは、科学・技術の重要性や産学官連携の成果を国民に広くPRする目的で、内閣府、総務省、文部科学省、経団連、日本学術会議、独立行政法人の研究機関などの日本の産学官を代表する機関が主催して毎年開かれています。本年は、現在政府で検討中の「グリーン・イノベーション」や「ライフ・イノベーション」などを柱とする「新成長戦略」がテーマとして取り上げられました。
 当初予定されていた「鳩山由紀夫内閣総理大臣からのビデオメッセージ」及び「川端達夫内閣府特命担当大臣(科学技術政策)」による基調講演が、首相交代によって中止になるなどのプログラムの変更はありましたが、例年行われている産学官の連携を促進するための科学・技術のシーズ(供給)とニーズ(需要)のマッチングを図る講演や研究開発成果の出展に加えて、高校生を主体とした科学実験教室の開催や若手研究者による科学技術説明会など、若者や一般向けの科学技術情報の発信的な色彩が濃くなったのが今年の特徴です。当日は家族連れを含む多くの参加者で盛況となり、科学技術に関するまさにフェスタ(お祭り)となりました。参加者総数は5,121名に達したそうです。
 研究所からは、「核融合研究から生まれる新技術の産業応用」というテーマで出展しました。研究所における核融合研究の紹介、その過程で生み出されたマイクロ波による陶磁器の焼成技術及び超伝導技術の応用についてのパネル、ヘリカル型核融合炉FFHRの模型、研究所紹介ビデオ等を展示しました。また、H22核融合研シーズ集(産学官連携のための技術情報集)、研究所パンフレット等の資料、ならびにビデオ、シーズ集、マイクロ波焼成及び超伝導応用の関連論文を収めたDVDを配付しました。
 イベントホールの出展件数は219件に及び、大学や研究機関、企業などが、実験や模型の展示などに加えて、ロボットスーツや個人用電動モビリティーなどの体験展示等、趣向を凝らした展示を行っていました。また、ノーベル賞受賞の益川敏英先生の『若者の未来と科学』と題した講演や、衛星中継でヒューストンから届けられた山崎直子宇宙飛行士からのメッセージなど、魅力的なプログラムが企画されていました。
 こうした華やいだ雰囲気の中、従来のような単に研究成果を主体とした展示のみではなかなか注目を集めることは難しく、今後、いろいろと検討・工夫が必要であると感じられました。





以上

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