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プレスリリース
大型ヘリカル装置(LHD)など核融合科学研究所の代表的成果を第23回IAEA(国際原子力機関)核融合エネルギー会議で発表

 

平成22年10月8日

 平成22年10月11日より16日まで、韓国・デジョン市において第23回IAEA核融合エネルギー会議が開催されます。この会議は国際原子力機関(IAEA)が主催し、2年毎に開催される核融合研究に関する世界最大の権威ある会議です。世界各国からの論文が国内選考、国際選考を経て選ばれることから、核融合研究分野におけるオリンピックともいえる会議です。今回は、世界36カ国から627件の論文が発表されますが、このうち、日本からの論文数は117件であり、核融合科学研究所が関係している論文は59件となっています。我が国からの貢献の半分、世界全体の約1割の貢献を核融合科学研究所がすることになります。

 核融合科学研究所が関係する59件の論文は、核融合科学研究所の研究者だけではなく、大学共同利用機関として大学等の共同研究者とともにあげた成果に基づいています。このため、共同研究者が代表して行う発表が半数を占めます。また、海外との国際共同研究により、外国人が発表する共同論文も5件あります。

 59件のうち、29件が大型ヘリカル装置(LHD)実験からの成果となっています。特に、LHDの成果をまとめたものは会議初日の概要講演の一つに選ばれています。そこでは、6,500万度のイオン温度達成をもたらした物理機構と、そのような高い温度で観測される不純物の自動的な排除機構の特性などの核融合研究上、重要な成果を報告します。この2年間のLHDでの実験結果から得られたプラズマ性能の向上と、プラズマ物理学について重要な理解によって、会議では、核融合研究における核融合科学研究所の国際的主導性を示すことができると期待されます。

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