イオン温度8000万度のプラズマ
研究活動

ヘリカル研究部と研究プロジェクト

ヘリカル研究部は専門研究分野毎に分かれた7つの研究系と1つのセンターからなり、核融合科学研究所の全ての研究職員がいずれかの研究系に所属しています。研究職員は研究系の中で専門性を高める研究を行うと同時に、個々の専門性を活かして所内プロジェクトに参加し、課題を担って研究を推進します。プロジェクトの数や目的は研究の進展に応じて変わっていきますが、基盤となる研究系は変わりません。なお、六ヶ所研究センターは大学の国際連携協力拠点機能を持つべく青森県に設置されたもので、今後に向けて活動を活発化させるものです。

研究部とプロジェクトの構造

共同研究について

わが国の核融合研究の中核的研究機関、また大学共同利用機関(*)として、世界最大級の超伝導プラズマ実験装置LHD(大型ヘリカル装置)やスーパーコンピュータを擁し、国内外の研究者との共同利用・共同研究をすすめています。「一般共同研究」では、大学等の共同研究者が核融合科学研究所の実験装置や設備を使うことによって共同利用・共同研究を進めています。「LHD計画共同研究」では、大学等で育まれている各種の研究、萌芽的研究、技術等をLHD実験に適用・集約するため、大学等で先ず研究・開発するための共同研究を行っています。また、「双方向型共同研究」は、筑波大学プラズマ研究センター、京都大学エネルギー理工学研究所附属エネルギー複合機構研究センター、大阪大学レーザーエネルギー学研究センター、九州大学応用力学研究所高温プラズマ力学研究センターと核融合科学研究所の共同研究者が互いに往来し、両者の研究資源の相乗的な活用をはかるものであり、これにより核融合科学研究所が核融合コミュニティと連携して核融合研究に必要な重要課題を効率的に解決して行くことが可能となりました。 

これらの共同利用・共同研究と共に、核融合科学、プラズマ科学、核融合炉工学分野の多数の研究会が開催され、また核融合研究情報データベースが整備・公開されるなど、全国の研究者の交流、情報交換の場が提供されています。また、核融合科学研究所は、日米・日中・日韓・日露・日豪・日欧等の二国間協定、ステラレータ・テキストール・球状トーラス等の多国間協定や海外研究機関との研究所間学術交流協定を締結し、国際土岐コンファレンス等の国際会議を主催するなど、核融合科学の国際共同研究を積極的に推進しています。

*大学共同利用機関とは?