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第29回国際土岐コンファレンスを開催

 核融合科学研究所は、10月27日から30日まで、プラズマ・核融合研究に関する第29回国際土岐コンファレンスを、岐阜県土岐市のセラトピア土岐を主会場とし、リモート(オンライン)を併用して開催しました。
 国際土岐コンファレンスは、研究所が創立した1989年以降ほぼ毎年土岐市で開催され、今回で29回目の開催となり、核融合に関する国際的な会議として、世界の核融合コミュニティに認められています。今回の会議は、新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれましたが、会場での徹底した感染症対策とリモート会議を併用することで、例年並みの規模で開催することができました。会議では、プラズマ・核融合分野の実験・理論・シミュレーション研究の幅広い最新の成果発表に加えて、今後の核融合研究にとって最重要課題である磁場閉じ込め装置の定常運転に関わる特別セッションを設けて開催しました。同時に、核融合に関係する企業4社の展示も併設しました。今回の国際土岐コンファレンスには11か国から225名の参加があり、214件の発表が行われました。
 開会式では、竹入康彦所長の挨拶の後、文部科学省の岩渕秀樹研究開発戦略官や加藤淳司土岐市長ほか、来賓の方々から祝辞を頂戴しました。続いて量子科学技術研究開発機構(QST)の松永剛上席研究員から、日欧共同プロジェクトにより茨城県に建設が完了したJT-60SAについて、プロジェクトの進捗状況に関する基調講演が行われ、新型コロナウイルスの影響による調整の遅れを挽回しつつ、まもなくファーストプラズマの点火が見通せる状況であることが報告されました。
 その後も招待講演、一般口頭講演、ポスターセッションなどの研究発表が行われ、活発な意見交換がオンライン上でも展開されました。また、プラズマ・核融合研究のさらなる発展に寄与するために、前回の会議より「ITC学生優秀発表賞」を実施しており、今回も特に素晴らしい発表を行った学生7名を表彰しました。受賞した学生の今後の活躍が期待されます。

開会式の様子 講演の様子
開会式の様子 講演の様子
REMOによるポスターセッションの様子 ITC学生優秀発表賞受賞者
REMOによるポスターセッションの様子 ITC学生優秀発表賞受賞者