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実験関連報告
平成23年度実験室内消火訓練を実施

 核融合科学研究所では、毎年、大型ヘリカル装置 (LHD)の実験期間中に、消火訓練を実施しています。今年は、プラズマ実験開始の翌日にあたる平成25年10月3日(木)に実施し、実験関係者約100名が参加しました。
 訓練は、大型ヘリカル実験棟本体室内のLHD上部に設置されているLIDコイルから出火したという想定で行いました。
 9時15分に火災報知器を模擬発報させて訓練を開始し、インターロックによる実験停止動作を確認した後、制御室の実験責任者の指示により、安全確保や装置停止などの非常時の措置が取られました。9時37分には、現場対応班が本体室の模擬出火現場で初期消火活動を行い、2分後に模擬鎮火しました。この間、緊急連絡体制に従った関係部署への模擬連絡も迅速に行われ、一連の対応状況は制御室に掲示したチェックシートに集約されました。
 訓練終了後には、非常時における、指示系統および状況確認の手順ならびに消火体制などについて、訓練内容に沿って改めて確認しました。

空気呼吸器を着用し炭酸ガス消火器による初期消火活動にあたる班員

チェックシートにより対応状況を確認する実験責任者と制御室連絡員