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実験関連報告
平成25年度防災訓練を実施

 核融合科学研究所では、10月28日(月)に、土岐市南消防署の協力を得て防災訓練を実施し、職員や学生、関係業者など所員256名が参加しました。
 訓練は、震度6弱の大地震が発生、研究所構内の食堂厨房で負傷者が発生し、出火したという想定で行われました。9時30分に地震発生の模擬放送をして訓練を開始し、統括管理者の指示により、直ちに対策本部の設置と自衛防災隊の編成が行われました。自衛防災隊は、救護班や誘導班、現場対応班など5つの班で編成されており、班ごとに消防署・関係機関への通報、緊急車両の誘導、電気やガスの状況確認、大型ヘリカル装置などの実験設備の安全確認などの活動を迅速に行いました。また、この間に、統括管理者により一斉避難の指示が出され、訓練に参加した所員全員が研究所の構内2カ所に設置された避難場所へ速やかに避難しました。10時45分には、負傷者の搬出、火災の鎮火、全所員の安否確認などが完了し、警戒態勢の解除とともに防災訓練が終了しました。
 その後、土岐市南消防署による高所作業車を用いた救出活動の実演や、所員による消火栓と消火器の取り扱い訓練が行われ、土岐市南消防署からは、「落ち着いた避難行動と、速やかな安否確認ができており、大変有意義な訓練となりました。」との講評をいただきました。

高所作業車による救出活動の実演 消火栓の取り扱い訓練
誘導班による緊急車両の誘導 土岐市南消防署による講評