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プレスリリース
核融合科学研究所周辺環境の保全等に関する協定書等の締結式 ご挨拶
(平成25年3月28日)

核融合科学研究所長 小森 彰夫

 始めに、核融合科学研究所の重水素を使った実験にご理解を示していただいた市民の方々に深く感謝申し上げます。

 また、本日の協定書の締結等に当たり、重水素を使った実験の重要性をご認識いただき、多大なご協力をいただいた古田岐阜県知事、加藤土岐市長、古川多治見市長、水野瑞浪市長をはじめ、地元県・三市の議員、区長、職員の方々、文部科学省ほか、多くの皆様に厚く御礼申し上げます。

 研究所は、平成18年度から三市での市民説明会や近隣地区への説明等を毎年開催するとともに、平成23年3月11日の東日本大震災を受けた安全管理計画の一層の充実等により、市民の方々の重水素を使った実験に対する信頼確保に努めてまいりました。
これらにより、市民の方々に一定のご理解が得られたと考え、昨年11月に三市へ、協定書の締結等について具体的な協議を進めていただくようご依頼したものです。

 当研究所としましては、本日の協定書や覚書に盛り込まれた事項を確実に実施し、市民の方々の安全・安心を最優先として、県と三市のご理解を得つつ、核融合エネルギーの実現に向けた学術研究に取り組んで行く所存です。また、今後もご説明に努め、真摯に対応したいと思います。

 今後とも、この東濃地域に立地する世界的な研究拠点としての活動を進め、重水素を使った実験の実施によって画期的な成果が得られるよう、最大限の努力をしていきますので、引き続き、当研究所へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 今後とも一層のご支援とご協力を重ねてお願い申し上げます。