HOME > ニュース > プレスリリース > 松野文部科学大臣が核融合科学研究所を視察
松野博一文部科学大臣が、10月30日(日)に核融合科学研究所を訪問し、大型ヘリカル実験棟の大型ヘリカル装置(LHD)などを視察しました。
今回の視察には、文部科学省から小松研究振興局長、松浦研究開発戦略官等が随行し、松野大臣の来所を歓迎するため、古屋圭司衆議院議員、加藤土岐市長、古川多治見市長、水野瑞浪市長、ほか上記3市の市議会議員等地元関係者が同研究所に駆けつけました。
視察では、まず小松局長による大学共同利用機関制度についての説明、竹入所長による研究所の概要説明及びITER(国際熱核融合実験炉)計画に関する説明がありました。
松野大臣は、概要説明を受けた後、「核融合は究極のクリーンエネルギーであり、実現すればエネルギー革命となる有効な技術であると承知している。この施設は大学共同利用機関であり、文科省としても大事な機関であり、地元関係者の努力により研究の推進につき理解をいただいている。文科省としても地元関係者の努力が成果として現れるよう、引き続きこの研究を進めていきたい。」と挨拶しました。
大型ヘリカル実験棟では、実際にLHD真空容器内部を視察し、我が国独自のアイデアに基づく世界最大級の超伝導ヘリカル装置に大変興味を示され、竹入所長のLHDによる核融合研究の進捗状況、重水素実験に向けた準備状況等の説明に熱心に聞き入っていました。
松野文部科学大臣(右)を出迎える(左から)竹入所長、古屋衆議院議員、小森機構長 |
挨拶を行う松野文部科学大臣(中央) |
制御室にて説明を受ける松野文部科学大臣(左)。竹入所長(中央)、 小松研究振興局長、室賀副所長。 |
LHD真空容器内部を視察 |