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イベント

第25回自然科学研究機構シンポジウム
「プラズマが拓く無限の可能性」を開催

 自然科学研究機構は、平成30年3月11日(日)に名古屋大学理学南館 坂田・平田ホール(愛知県名古屋市)において、第25回自然科学研究機構シンポジウム「プラズマが拓く無限の可能性~エネルギー、医療、産業、そして宇宙~」を開催しました。

 核融合科学研究所が当番機関となって開催されたシンポジウムでは、小森 彰夫 自然科学研究機構長の挨拶の後、前半には長壁 正樹 核融合科学研究所大型ヘリカル装置計画実験統括主幹から「プラズマ研究の拡がり、人工太陽への挑戦」、石川 健治 名古屋大学大学院工学研究科附属プラズマナノ工学センター特任教授から「細胞を生かすプラズマ治療に向けて」、イヴァン・ガナシェフ 芝浦メカトロニクス株式会社研究開発グループ技監から「日常の電子機器を支えるプラズマ」と題した講演が行われました。

 後半には、大矢根 綾子 産業技術総合研究所ナノ材料研究部門主任研究員から「生体材料の表面機能を操るプラズマ技術」、草野 完也 名古屋大学宇宙地球環境研究所長から「宇宙プラズマの嵐から地球を守れ」と題した講演が行われ、竹入 康彦 核融合科学研究所長の挨拶をもって盛会のうちに幕を閉じました。

 当日は、名古屋市内を中心に約230名の方が来場され、各講師によって紹介される最先端のプラズマ研究について、皆様熱心に耳を傾けていました。

 また、会場では、核融合科学研究所をはじめとする、自然科学研究機構各機関のブース展示も行われ、お立ち寄りの方々は各機関趣向を凝らした展示に興味深く見入ったり、研究者らとの直接のやり取りを楽しまれたりするなど、閉場の時間まで賑わっていました。

講演する長壁統括主幹
挨拶する竹入所長
ブース展示の様子
講演者及び自然科学研究機構役員らによる記念撮影