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市民学術講演会を開催

 核融合科学研究所は、平成30年7月21日(土)バロー文化ホール(岐阜県多治見市)において、「Building the Future」をテーマに、市民学術講演会を開催しました。
前半は、徳留 真一郎 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所准教授が、「イプシロンロケットの開発と宇宙輸送システムの将来」と題して、宇宙科学研究所のロケット開発史や、今まさに開発と改良が進められているイプシロンロケットなどについて解説しました。
 後半は、竹入 康彦 核融合科学研究所長が、「大型ヘリカル装置LHD 20年の軌跡」と題して、将来の核融合発電を目指した研究の進展や、LHDの建設から20年にわたって行われてきた実験の成果などについて紹介しました。
 講演会には、多治見市、土岐市、瑞浪市を中心に約230名の参加者があり、各講演後の質疑応答では、新時代のロケット開発への期待の声や、核融合発電の早期実現に向けたエールが飛び出すなど、未来を創る新技術にご参加の皆様の興味は尽きない様子でした。

徳留准教授の講演 竹入所長の講演
徳留准教授の講演 竹入所長の講演