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労働安全衛生に関する情報交換会(第14回)を開催

 核融合科学研究所では、労働安全衛生法に基づく各機関の取り組み、活動状況及び課題等の情報交換を目的とする「労働安全衛生(安全衛生法対応等)に関する情報交換会」を、1月31日と2月1日の両日で開催しました。この情報交換会は、法人化後の平成16年度から年1回の頻度で開催しており、今回は14回目となります。大学・大学共同利用機関・高等専門学校等19機関から、安全衛生に関わる技術職員を中心に、事務職員、研究者、大学等環境安全協議会評議員、労働衛生コンサルタントらを交えた約60名が参加しました。
 開会にあたり、竹入所長から「本会がより良い安全衛生管理の実践につながることを期待する」と挨拶がありました。その後、7機関からの参加者から、防火・防災及び安全・衛生教育への取り組み、放射線管理並びにPCB・アスベスト廃棄物への対応等に関する12件の報告がありました。
 特に、PCB廃棄物や水質汚濁防止に関する話題では、各機関共通の懸案事項であることから盛んに質疑応答が交わされ、その中から具体的で示唆に富んだ取り組み事例が数多く紹介されるなど、有意義な情報交換会となりました。
 また、研究所の大型ヘリカル装置(LHD)の見学会も併せて開催され、大人数の研究者や技術者が行き交うプラズマ実験中の制御室や稼働中の実験設備などを見学しました。参加者からは「生の実験現場を見ながら、安全・衛生管理に関する機関間の相違を互いに評し合う良い機会」などの声があり、大変好評でした。
 閉会にあたり、西村安全衛生推進部長から、「真摯な語り合いの中から得た貴重な情報は、各機関での労働安全衛生の向上と労働者の安全確保に必ず役立つ」と挨拶がありました。

挨拶する竹入所長 熱心に耳を傾ける参加者ら
挨拶する竹入所長 熱心に耳を傾ける参加者ら
19機関の参加者らによる記念撮影  
19機関の参加者らによる記念撮影