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創立30周年記念事業で土岐市と科学イベントを共催

 本年5月に創立30周年を迎えた核融合科学研究所は、8月31日(土)に地元自治体である土岐市との共催により、科学イベント「科学体験パワーアップ講座」を開催し、主に土岐市内から、小学校5・6年生24名とその保護者等29名が参加しました。
 科学体験パワーアップ講座は、本研究所の創立30周年記念事業の一環として、特別に企画したもので、土岐市教育研究所の毎年夏休み中に小学生を対象として行う「公開講座」の一つと位置付けられ、本研究所と同教育研究所が共同で講座を開催しました。開会式では、竹入所長及び土岐市の山田教育長から挨拶がありました。
 本講座には、「初めてのプログラミング、ドローンを飛ばそう」と「超伝導リニアモーターカーでレース&テニス」の二つのコースがあり、参加者は、事前に希望したコースに分かれて課題に挑戦しました。プログラミングをテーマとしたコースでは、2020年度からの小学校におけるプログラミング教育必修化を先取りし、教育用プログラミング環境「Scratch」を使って、設定した課題をクリアできるようにドローンを飛ばせるかどうか、チームを作って挑戦しました。また、超伝導をテーマとしたコースでは、磁気浮上や電磁石等について実験を通じて学んだ上で、手の平サイズの超伝導リニアモーターカーを製作し、直線コースを走らせてレースを行う等チームごとに競争しました。
 閉会式では、土岐市の長谷川教育次長から「今日の経験を活かして、これからも科学に興味を持っていろいろなことに挑戦してほしい」との講評があり、続いて、竹入所長から参加者に講座の修了証が授与され、成績優秀チームの表彰が行われました。
 参加した小学生からは、「分かりやすくて楽しかった」、「もっとやってみたい」等の感想が寄せられました。また、本イベントに併せて保護者向けの施設見学会が行われ、「子供のイベントを機に初めて施設を見学できて良かった。色々と興味深かった。」等の感想が寄せられるなど、有意義なイベントとなりました。

開会式での山田教育長の挨拶 プログラミングの講義
開会式での山田教育長の挨拶 プログラミングの講義
プログラミングでドローンが飛行 超伝導リニアモーターカーの製作
プログラミングでドローンが飛行 超伝導リニアモーターカーの製作
直線コースを走る超伝導リニアモーターカー 所長による表彰状等の授与
直線コースを走る超伝導リニアモーターカー 所長による表彰状等の授与