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赤のまんま

泉鏡花の絶筆となる俳句「露草や赤のまんまもなつかしき」。写真はその「赤のまんま」と呼ばれる花です。研究所の周りでも可愛い花を咲かせています。昔、子供たちがままごと遊びで、この花を赤飯(赤いまんま)に見立てて遊んだことがこの名前の由来です。正式名は「イヌタデ(犬蓼)」です。イヌは役に立たないという意味の接頭語で、食用にならないことから付きました。でも人の心に残るという意味でとても役に立っていると思います。ちなみに花言葉は「あなたのために役に立ちたい」だそうです。

(2010年10月4日 )
赤のまんま