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神様の木

 榊(サカキ)の枝は、神棚にお供えしたり、玉串に使われたりします。ですから、漢字も木と神が組み合わさったものになっています。研究所周囲の林でも榊の木が見られます。写真の上側が研究所のサカキです。ところが関東以北では、このサカキが生えていないそうです。昔、関東ではどのようにしていたのでしょうか。実は姫榊(ヒサカキ)と呼ばれる別の木の枝が使われていたそうです。研究所にもこのヒサカキが沢山生えていて、写真の下側がそのヒサカキです。比べるとよく似ていますが、縁にギザギザがあるかどうかで区別が付きます。
(2018年12月3日)