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早春の光を浴びて

  数匹の小さな蝶がコンクリートの道路で休んでいました。コツバメという早春に現れる蝶です。近くで観察すると、ちょっと不自然な感じがしました。どの蝶も、羽を地面に垂直ではなくて、傾けているのです。そして気が付きました。羽の片面が必ず太陽の方向を向いていることに。早春はまだ気温が低いので、羽で太陽の光を目一杯浴びて、体を温めているのでしょうね。
(2020年4月1日)

早春の光を浴びて