記事の構成と楽しみ⽅

下記の図に⽰すように、それぞれの記事は、

・⾒出し (分野外・分野内他領域向け)

・サブタイトル (分野内向け)

・カテゴリー (P6 のカテゴリーリストから選択)

・⽬指すもの(output)・波及(outcome)

・リード⽂ (分野外・分野内他領域向け、6⾏程度)

・専⾨的な内容も含む概略⽂

・参考⽂献 (関連するオープンアクセスの解説記事を中⼼に)

から構成される。

記事の構成と楽しみ方イメージ

専⾨家が関連研究を概観する場合には「リード⽂」「概略⽂」は⽋かせないが、「カテゴリー」や「⽬指すもの(output)・波及(outcome)」で分類・整理し直してみることも有益であろう。他⽅、専⾨外の研究者が全体像の概観を楽しむ場合には「⾒出し」と「リード⽂」に特化して読み進めることも推奨したい。学⽣へ向けた参考資料としては、興味に応じて⽬次の⼤区分(“躍動する⾼温プラズマの世界”など)を活⽤しながら、最新の研究のフレーバーを感じてもらうことも出来よう。様々な⽤途で柔軟に活⽤されることを期待する。記事の様式については「The Science of EST -Scientific challenges to be addressed by the European Solar Telescope-」や「⽇本物理学会創⽴ 70 周年記念企画・物理学 70 の不思議」を参考にした。

なお、紙⾯の制限により、いくつかの専⾨⽤語については説明が簡略化されているが、プラズマ・核融合学会がまとめた⽤語解説 ( http://www.jspf.or.jp/yogo2008/ ) や記事に付記された参考⽂献などを適宜参照して頂きたい。

本学術課題集は核融合プラズマのサイエンスに主眼を置き、最新の研究課題を列挙している。他⽅、核融合原型炉に求められる基本概念や技術課題、その解決のための開発研究の進め⽅、マイルストンと開発戦略については、

・核融合科学技術委員会

原型炉研究開発ロードマップについて(⼀次まとめ)

・原型炉開発総合戦略タスクフォース

原型炉開発に向けたアクションプラン

において展望されている。また、核融合研究における学術研究の重要性や開発研究との相補性などについては、

・プラズマ・核融合学会

核融合を発展させる学術研究のあり⽅(アピール)

において提⾔されている。併せて参照して頂きたい。

学術課題リスト

躍動する⾼温プラズマの世界

相互作⽤するプラズマと物質

プラズマを⽣み出し加熱する

“燃える“プラズマ

核融合炉への道

核融合から新たなテクノロジーへ


課題の類別 (各記事に関連するカテゴリー記号を記載)

カテゴリーA (研究の指向性)

カテゴリーB (研究の対象)