「土岐ふるさと塾」が開催されました

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ヘリカちゃんがロボット相撲トーナメント大会の優勝者に特製トロフィーをプレゼントしました。

  6月25日(土)に「土岐ふるさと塾」が開催されました。「土岐ふるさと塾」は、土岐市が主催し、土岐市内の各地区の持ち回りで毎年開催され、親子で市内の自然・史跡などを巡るものです。これまでの内容は、講義や史跡・企業見学などであり、参加した皆さんから「ぜひ体験型の内容を希望したい」との声があがっていました。

  今年は、核融合科学研究所の所在地の土岐市下石町が担当であったため、研究所にお声がかかりました。そこで、体験型の内容にするために、参加者には研究所で理科工作をしていただきました。ただし、単なる工作だけではつまらないので、参加する子供達は簡単なリモコンロボットを作って、それらを相撲によって対戦させるトーナメント大会を行うことにしました。この企画の前評判はたいへん高く、「土岐ふるさと塾」としては初めて応募者が定員を超えました。その後、抽選で20組の応募者が選ばれて参加しました。

  イベント当日は、参加者に研究所の中を見学していただいた後、リモコンロボットを作ってもらうとともに、お好みで飾り付けをしました。その後、各々のロボットを対戦させる相撲トーナメント大会を行いました。その際、研究所のスタッフが特製の軍配を持って行司役をしました。決まり手は「押し出し」が断トツで多かったようです。優勝決定戦では、ヘリカちゃんが会場に登場して、大変な盛り上がりとなり、参加者にはとても楽しんでいただけたようです。

(庄司主 高密度プラズマ研究系 准教授)