土岐市で開催された「ブック&サイエンスフェス2022」に参加協力しました

 核融合科学研究所は、2020年に自然科学研究機構と土岐市との間に締結された連携協力協定に基づいて、これまで合計2回オンラインで開催された、子供たちに科学に親しむ機会を提供するイベント「土岐で科学を学ぶ日」に参加協力しました。

2022年の本イベントは土岐市の別の事業である「土岐ブックフェス」と合同で開催されることになりました。名称は「ブック&サイエンスフェス2022」に改められて、11月6日(日)に土岐市役所、土岐市文化プラザ及び土岐市図書館において、コロナウイルス感染防止対策を徹底し開催されました。

研究所の図書室のスタッフが子供たちに科学絵本の読み聞かせをしました
勝川教授による講演会

 近隣の恵那市出身である国立天文台の勝川行雄教授が講師として招かれ、「激アツ太陽の正体にせまる」と題した講演が行われました。参加した皆さんは最先端の太陽観測の研究成果に興味津々の様子でした。

 その他、核融合科学研究所からは「太陽黒点の観測」、「たいようのおくりもの」と「こんばんのほしぞら」と題した子供向けの「ミニかがく講演」、「科学が好きになる本そろってます」、「科学絵本の読み聞かせ」、「けむりの輪を利用した射的」、「LHD型分光器の工作」そして、「電子レンジを用いたプラズマ発生の実演」を行いました。もちろん、核融合科学研究所のマスコットキャラクター「ヘリカちゃん」も会場に登場して、たくさんの子供たちと親睦を深めていました。


講演のあとに勝川教授(右端)も黒点の観測に参加しました
へリカちゃんも登場しました

(庄司主 高密度プラズマ研究系 准教授)