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重水素実験について
核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会

 第12回安全評価委員会が、平成28年2月26日(金)に核融合科学研究所において開催されました。委員会は午後1時30分から3時35分まで行われ、11名の委員と、オブザーバーとして関係自治体等から4名の方が出席されました。本委員会は公開されており、今回は3名の方が傍聴され、報道関係5社が取材に来られました。
 委員会では、片山幸士委員長(人間環境大学 副学長/教授)の進行のもと、はじめに研究所から昨年8月4日に発生した火災事故の経緯、再発防止対策等について報告がありました。次に研究所から、安全評価委員会での検討・評価を踏まえて改訂した「大型ヘリカル装置における重水素実験の安全管理計画」に基づき、現在進めている施設・機器や安全管理体制の整備状況、重水素実験に向けたスケジュールなどについて報告がありました。また、県・三市が設置する核融合科学研究所安全監視委員会の審議状況や研究所が2月に設置した放射線安全委員会の役割などについて説明がありました。委員からは、緊急時の所内及び自治体への連絡体制や非常時の電源確保等について質問が出されるなど、活発な質疑応答が行われました。

photo:核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会
配付資料

資料1 核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会委員名簿
資料2 核融合科学研究所で発生した火災事故について
資料3 大型ヘリカル実験棟ヘリウム液化冷凍機室 火災事故対策について(最終報告)
資料4-1~4-3 「大型ヘリカル装置における重水素実験の安全管理計画」に基づく実施状況
  資料4-1資料4-2資料4-3
当日の会議録