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重水素実験について
核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会<第16回>

 重水素実験安全評価委員会(第16回)が、平成30年9月27日(木)に核融合科学研究所において開催されました。委員会は午後1時30分から午後3時30分まで行われ、11名の委員と、オブザーバーとして関係自治体等から4名の方が出席されました。本委員会は公開されており、今回は5名の方が傍聴され、報道関係3社が取材に来られました。
委員会では、片山幸士委員長(人間環境大学名誉教授)の進行のもと、研究所から、大型ヘリカル装置(LHD)における第2年次の重水素実験開始にあたって、実験の概要やスケジュール、機器のメンテナンス・整備状況、情報公開に関する報告がありました。また、安全管理計画において記載され、後半の重水素実験で行う中性子応用研究を見据えて医療応用に向けた研究に着手することなどが紹介されました。さらに、宿日直体制を含む重水素実験の運転監視体制についての見直し案が説明されました。検討の結果、見直しの方向性については了承されました。なお、このことについては、地元自治体や住民への説明を行った方が良いなどの意見が出たため、本委員会で再度審議することとなりました。委員からは他にも、地元への説明の状況や、医療応用研究の進捗状況について質問が出されるなど、活発な質疑応答が行われました。

配付資料

資料1 核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会委員名簿
資料2 大型ヘリカル装置(LHD)における第2年次の重水素実験開始にあたって
席上配付資料 核融合科学研究所パンフレット(2018-2019)

当日の会議録