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市民学術講演会を開催

 自然科学研究機構 核融合科学研究所は、平成27年7月11日(土)にセラミックパークMINO国際会議場(岐阜県多治見市)において、「MRJの挑戦・LHDが拓く新たな世界」をテーマに、市民学術講演会を開催しました。
 前半は、小祝 弘道 三菱航空機株式会社技術顧問が、「MRJの挑戦 -MRJに結実した先進技術と複合材技術の歩み-」と題して講演しました。日本での民間旅客機の開発実績や三菱重工業の航空機製造の歩みをわかりやすく説明するとともに、三菱航空機が独自に進める日本初のジェット旅客機(MRJ)について、使用された様々な先進技術や構造の軽量化に貢献する複合材技術について、紹介しました。
 後半は、竹入 康彦 核融合科学研究所長が、「LHDが拓く新たな世界」と題して、日本が独自に開発してきたヘリオトロン型核融合プラズマ実験装置(LHD)における核融合プラズマ研究の進展や、医療・産業へのプラズマ応用について紹介しました。
講演会には、多治見市、土岐市、瑞浪市を中心に約250名の参加者があり、熱心に耳を傾けていました。

photo:小祝弘道技術顧問の講演 photo:竹入康彦所長の講演
小祝弘道技術顧問の講演 竹入康彦所長の講演