第28回国際土岐コンファレンス
第28回国際土岐コンファレンス 市民学術講演会

第28回国際土岐コンファレンス 市民学術講演会
新しいモビリティ社会の実現に向けて

  1. 核融合科学研究所
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2019年11月9日(土) 13:30~15:00(開場 13:00)入場無料/先着順

土岐産業文化振興センター セラトピア土岐 

講師:豊田 千寿夫 氏 (株式会社デンソー 技術企画部 MaaS戦略室長)
題目:新しいモビリティ社会の実現に向けて

講師:豊田 千寿夫 氏 (株式会社デンソー 技術企画部 MaaS戦略室長)

愛知県生まれ。1992年日本電装株式会社(現、株式会社デンソー)に入社。電子技術部で、車載エレクトロニクス製品の技術企画を担当。その後、技術企画部に異動し、コネクティッド・MaaS分野の技術企画に従事、現在に至る。

講演概要

ヘンリーフォードが、自動車の大量生産を始めてから約100年。自動車は、人々の暮らしに深く根付き、無くてはならない存在となりました。 しかし近年、自動車を取り巻く環境が大きく変化しています。温暖化対策のため、CO2を発生しない動力への変換が求められます。又、高齢者による事故や移動困難者の増加といった社会課題に対し、自動運転の実用化に対する期待が高まっています。さらに、IT技術の進化とスマートフォンの普及により、若い世代を中心に、消費行動が「モノ」から「コト」に変化しています。以上のような大きな波「100年に1度の大変革」が、今、自動車業界に押し寄せています。 この大変革とは、どのようなものか? どのような未来がもたらされるのか? 又、皆さんの生活がどう変わるのか? 約100年前に起きた馬車から自動車への大変革を振り返りながら、新たな変革の鍵を握るCASE(コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化)について、弊社の取り組みを交えながらご紹介し、来る将来のモビリティ社会について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

(参考)MaaSとは

MaaS (Mobility-as-a-Service)はICTを使って公共交通機関を統合し、1つの移動サービスとして提供する新たな「移動」の概念