「持続可能な開発目標 SDGs」の中心的なテーマの一つに、自然と人間活動との調和があります。しかし、私たちにとって、自然は不確実性に満ちています。人の能力をはるかに超える莫大なエネルギー、身近な環境から宇宙へと連綿とつながってゆく広大な空間、そして宇宙から地上、生命、さらには原子核の中まで、いろいろなスケールの世界に現れる多様なモノたち。その筆舌に尽くしがたい自然の中で、私たちの未来をどのように考えればよいのか?このシンポジウムでは、地球環境、気象、宇宙、感染症など、様々な分野の専門家が集まり、自然の中の不確実性について科学の観点から考えます。
プログラム
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開会
機構長あいさつ
川合 眞紀(自然科学研究機構 機構長) -
講演
「海洋科学における不確実性-自然の観測とその解釈-」
増田 周平 氏(海洋研究開発機構 地球環境部門 部門長) -
「気候変動予測の不確実性と異常気象の考え方」
今田 由紀子 氏(気象庁気象研究所 気候・環境研究部 主任研究官) -
「パンデミックの不確実性と創薬」
諫田 泰成 氏(国立医薬品食品衛生研究所 薬理部 部長) -
「太陽フレア(スーパーフレア)と宇宙天気予報」
柴田 一成 氏(同志社大学 特別客員教授 / 京都大学 名誉教授) -
「高温プラズマの不確実性:突発現象のトリガー」
居田 克巳 氏(核融合科学研究所 ヘリカル研究部 教授) -
パネルディスカッション司会: 坂本 貴和子(自然科学研究機構 研究力強化推進本部 特任准教授)
パネリスト: 増田 周平 氏 ・ 今田 由紀子 氏 ・ 諫田 泰成 氏 ・ 柴田 一成 氏 ・ 居田 克巳 氏 -
閉会
副機構長あいさつ
吉田 善章(自然科学研究機構 副機構長 / 核融合科学研究所 所長)
アクセス
- 東京大学 大講堂(安田講堂)
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1 本郷キャンパス
- 事前申込み不要
会場情報
- Youtube およびニコニコ動画にてライブ配信します。事前申込み不要です。開催時間に各チャンネルよりご覧ください。
- ※現在、リンク準備中
ライブ配信
お問い合わせ
- 第35回 自然科学研究機構シンポジウム 事務局
- 自然科学研究機構 核融合科学研究所 対外協力係
- 電話: 0572-58-2222 (平日 8:30-17:15)
- E-mail: sympo35(at)nifs.ac.jp
- ※上記の (at) は @ に置き換えてください