2008年度 オープンキャンパス (一般公開)

きみも未来のエネルギーはかせ

2008年10月25日(土)

9:30~16:00 (最終入場 15:30)

高校生科学研究室

展示発表(プラズマ館)

一宮高校「大型宇宙線霧箱の観察」
大型宇宙線霧箱の観察 霧箱とは、ドライアイスで冷やした容器の中にエタノールをいれたものです。 容器の中に充満したエタノールの蒸気に宇宙からきた放射線がぶつかると水滴ができ、 飛行機雲のような軌跡が見えます。 宇宙から地球に降り注ぐ「放射線の飛行機雲」がご覧いただけます。
恵那高校「光と電磁波(ゼーマン効果)」
光と電磁波(ゼーマン効果) ナトリウム原子からはD線と呼ばれる波長がわずかに異なる2つの光が出ています。 この波長のわずかな違いを分光器を使って観測します。
向陽高校「自作の霧箱を用いた放射線の研究」
自作の霧箱を用いた放射線の研究 ランタンから取り出したラドンという元素を霧箱に充満させると、 ラドンは放射線を出しながら崩壊し、やがてはなくなります。 崩壊するときに発生した放射線の飛行機雲の数を数えることで、 ラドンが半分になる時間(半減期)を計ることができます。 高校生と一緒に「ラドン元素の一生」をご覧いただけます。
瑞陵高校「霧箱による身の回りの放射線の観測」
霧箱による身の回りの放射線の観測 燐光ウラン鉱からでる放射線がアルニコ磁石によって曲がるのを観測したり、 身の回りの食品からでる放射線を観測したりします。
立命館高校「さびの研究」
さびの研究 さびの研究 鉄がさびた時にはどういう変化が有るかを見る為に、いろいろな試薬に入れてみると、 緑になったり赤くなったり。 色の変化から、さびによって何ができているかを探ります。
多治見工業高校「真空容器内監視カメラの設計」
LHDのような大型真空装置の容器内を確認するために視野を自由に変えることのできるカメラシステムを昨年に引き続いて核融合科学研究所の職員と製作しています。 今年は実際に真空容器内を撮影するための導入管を試作しました。是非ごらんください。

口頭発表(管理棟4階)

  • 一宮高校「霧箱で観察される放射線飛跡の環境による変化」
  • 恵那高校「フェルマーの最終定理」
  • 向陽高校「自作の霧箱を用いた放射線の研究」
  • 瑞陵高校「霧箱による身の回りの放射線の観測」
  • 立命館高校「さびの研究」
  • 東海大学付属高輪台高校「Y系超伝導体の作製条件」
  • 静岡北高校「大気汚染に関する研究」