特定のプロジェクトへのご寄附
国産モバイルレーザーで
世界をもっと快適に!プロジェクト
プロジェクト概要
私たちの生活にモバイルフォンや車載ディスプレイなどの電子製品は欠かせません。近年、もっと軽く、もっと便利な形状に、と新しい付加価値を有するディスプレイの開発が進んでいます。しかし、このような次世代型のディスプレイパネルは、透明な樹脂フィルムが重なった構造を持っており、刃物工具や従来レーザーでの切断では、切断時に割れや剥がれが生じたり、切断に時間がかかったり、大型の設備が必要になったりと様々な問題が生じていました。
本研究では、独自に開発した、透明材料の加工に適した中赤外波長で発振する小型で低コストのレーザー光源を使い、高性能な樹脂フィルム切断装置を開発します。小型中赤外レーザーで世界をもっと快適にする製品を生み出すのが目的です。
具体的内容
本研究では、樹脂材料の光吸収ピークに合致した波長2.9 μmのレーザーを用いた、新しい樹脂フィルム加工技術を小型かつ低コストな構成にて提案します。本技術を実用化することで、モバイル端末やIoT機器に多用される高機能樹脂フィルムの溶着や、高付加価値をもつ異種積層樹脂材料の高効率な切断が可能になります。これによって、製造工程の高効率化・低コスト化・省エネ化に貢献し、次世代電子デバイスの開発の加速を促します。

さらに、当該レーザーが生体組織との相互作用が極めて大きいことに着目し、これまでにない高品位なレーザーメスを生理学研究所と共同で開発します。従来の炭酸ガスレーザーやEr:YAGレーザーを利用したものよりも優位性の高いレーザーメスの実現を目指します。
寄附金は、加工装置の構築のために必要な機器(レーザー結晶、光検出器、自動ステージ、光学レンズ、ミラー等)、消耗品、文具・書籍類の購入、学術学会等への参加費、国内海外旅費、論文作成に必要な役務等に使う予定です。
期待される波及効果
本研究で開発するレーザー光源を加工装置に搭載することで、樹脂フィルムの溶着や切断などの高精細な加工が短時間でできるようになります。このような新規加工技術の確立によって、次世代型電子デバイスの開発が加速され、皆様の生活がより快適なものになるでしょう。
さらに、本研究で作製するレーザー光源を搭載した治療器具を開発することで、将来的に医療・生体分野への貢献を目指します。

- 目標寄附金額
- 5,000,000
- 現在の寄附総額
- 26,000
- 募集期間
2022年10月20日~2025年3月31日
ご支援いただいた皆様
- 個人
- 4名
- 法人・団体
- 0社・団体
プロジェクト代表者

核融合科学研究所 助教
上原 日和
ご寄附の特典
全員
- 感謝状
- 研究所オリジナル文具
100,000円以上
- 感謝状
- 研究所オリジナル文具
- 研究所オリジナル置物
- 研究所見学にご招待
300,000円以上
- 感謝状
- 研究所オリジナル文具
- 研究所オリジナル置物
- 研究所見学にご招待
- 実験装置見学会にご招待
- ご希望の文字等を樹脂プレートにレーザー加工したものをプレゼント
1,000,000円以上
- 感謝状
- 研究所オリジナル文具
- 研究所オリジナル置物
- 研究所見学にご招待
- 実験装置見学会にご招待
- ご希望の文字等を樹脂プレートにレーザー加工したものを3枚プレゼント
- オンライン特別授業
ご寄附の方法
STEP 1
次のいずれかの方法でお申込みをお願いします。
-
WEBで申込む
必要事項をWeb上で入力いただきお申込みください。
-
郵送で申込む
所定様式の「寄附申込書」に必要事項をご記入いただいた上で、核融合科学研究所ビジターセンターへメール又は郵送でお送りください。
STEP 2
後日、納入依頼書等をお送りします。
STEP 3
納入依頼書等に記載の方法で納入をお願いします。
※納入に係る手数料については、本研究所にて負担します。