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令和4年度防災訓練を実施ニュース(トピックス)

核融合科学研究所は、9月26日に防災訓練を実施し、職員や学生など所員412名が参加しました。

訓練は、9時30分に南海トラフを震源とする震度6弱の地震が発生し、研究Ⅰ期棟4階より電気火災、研究Ⅱ期棟にて負傷者が発生したという想定の下、実施しました。

訓練開始後、直ちに危機管理指揮本部内に災害対策本部が設置され、研究所の職員で構成する自衛消防隊が、研究Ⅰ~Ⅱ期棟や管理・福利棟などアカデミックゾーンを担当の「本部隊」と、大型ヘリカル実験棟などの実験ゾーンを担当の「地区隊」に分かれ活動を行いました。岐阜県・三市(土岐市、多治見市、瑞浪市)等の関係機関への通報や、電気・ガス・水道等のライフラインの状況確認、実験設備の高圧ガス・危険物質等における安全確認を迅速に行い、併せて負傷者の救護、電気火災への初期消火対応等を行いました。消防署消防隊の誘導訓練では、土岐市南消防署員の方に待機等の協力をいただきました。

また、自衛消防隊以外の職員らと、所外からの避難者を想定した職員は、所内の避難場所へ一斉避難し、安否確認を行いました。今年度も新型コロナウイルス拡大防止を行って実施しましたが、各自、災害に備えた行動の確認ができ、防災意識を高める良い機会となりました。

災害対策本部前に集合する自衛消防隊員
災害対策本部の様子
負傷者の救護訓練を行う自衛消防隊救護班
初期消火対応を行う自衛消防隊消火班