研究最前線
 
数値解析技術の実践と普及による核融合科学への貢献

村瀬尊則

 
設計者自身がCAEを利用して、設計の問題点や改善点を特定し、その結果を自らの設計に反映する手法「設計者CAE」が近年注目を集めています。これによって、より効率的に製品コストや開発サイクルを削減し、品質向上が可能になります。設計者自らCAEを使い、設計の問題点や改善点を素早く検証し、より多くの時間を、より自由な設計に投入できる、これこそがエンジニアのあるべき姿ではないかと考えました。私は、核融合研の数値解析環境を最大限活用して、従来の「勘・経験・度胸(K・K・D)」ではなく、「仮説・検証・データ(K・K・D)」による設計を実践することにしました。
 
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特集1
 
総研大アジアンスクール (ASPNF2023)
 
 
総合研究大学院大学先端学術院核融合科学コースは、タイのシーナカリンウィロート大学で総研大アジアンスクールを開催しました。本年度は初夏に開催されたことから、総研大アジアンスクールと改称して行いました。本スクールは、近年、経済発展が目覚ましい東南アジアの学生へ核融合研究を広く周知し、総研大・核融合科学コースへの入学を勧誘することを目的としており、ASEAN School on Plasma and Nuclear Fusion (ASPNF2023) との共催の形で開催しています。
 
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トピックス
 
最終講義が行われました
第35回自然科学研究機構シンポジウムを開催しました
第12回自然科学研究機構若手研究者賞を受賞
2023年度総研大新入生及び2022年度修了生の紹介
受賞者紹介
 
 
 
お知らせ
 
核融合科学研究所オープンキャンパス2023(2023年10月28日開催)
ブック&サイエンスフェス2023(2023年9月10日開催)