特集1
 
新年の挨拶「リスペクトということ」吉田善章
 
私たち人間は、無機質な物に意味や内容を持たせて表現することがあります。この意味表象が「記号」となり、拡がっていきます。この「記号」の意味や内容とは何か。そこには、たずさわった人々の貢献やさまざまな感情があります。人々へのリスペクトは理想的なコミュニケーションの実現へと繋がり、社会や文化、科学技術を豊かに育んでいきます。
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特集2
 
第7回アジア太平洋プラズマ物理分科会(AAPPS-DPP2023)の開催
 
 
第7回アジア太平洋物理学会プラズマ物理分科会(AAPPS-DPP2023)がポートメッセなごやで2023年11月12日~17日まで開催されました。この会議は、アジア太平洋地域を中心とした世界中のプラズマ物理諸分野(プラズマ応用、天文プラズマ、レーザープラズマ、磁場核融合プラズマなど)を対象に毎年開催されています。今回は、研究者約700名が参加して活発な情報交換と研究発表を行いました。
 
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特集3
 
オープンキャンパス2023を開催しました!
 
令和5年10月28日(土)にオープンキャンパス(一般公開)を開催しました。4年ぶりに現地で対面形式開催し、体験・体感しながら楽しくプラズマや核融合エネルギーを知ることができるイベントを企画しました。約500名の方々にご来場いただき、お子様から大人まで楽しく学んでいただけました。
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研究最前線
 
プラズマの揺らぎが空間を伝わる様子を観測:核融合炉の装置内壁の熱負荷軽減への効果を世界で初めて発見

小林政弘

 
コップの中の水、地球上の空気、宇宙の塵など、すべてのものは揺らぎを伴って動いています。この揺らぎを引き起こすエネルギー源は物質の温度や密度の勾配です。本研究では、プラズマを閉じ込める磁場のかご(磁場構造)を工夫することで、プラズマの温度と密度勾配が無い領域を作り出し、プラズマ乱流が伝播する様子の観測に成功しました。また、その伝播は磁場の揺らぎと密接に関係していることや、装置内壁への熱負荷軽減に役立つことが初めて実験的に示されました。
 
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さらに、最近のプレスリリースから
ねじれた光で流れを測る- レーザー計測の新たな可能性を拓く-
新奇ストレス源プラズマに対する細胞応答機構が明らかに
 
 
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Plasma and Fusion Research (PFR) のSpecial Issue発刊のお知らせ