核融合へのとびら

スライド資料

三種類の水素(同位体)

三種類の水素(同位体)
解説

同位体(どういたい)とは、同じ元素なのに質量が違う原子のことです。

水素(H)には、次の3つの同位体があります。

  • 軽水素(1H):通常の水素。陽子1個のみ
  • 重水素(2H, D):陽子1個+中性子1個
  • 三重水素(3H, T):陽子1個+中性子2個

すべて「水素」ですが、中性子の数が違うため、質量(重さ)が異なるのがポイントです。
自然界に存在する水素のほとんどは軽水素で、重水素は約0.015%含まれます。一方、三重水素はごくわずかしか存在しません。