核融合へのとびら

スライド資料

プラズマの温度と粒子密度の関係

プラズマの温度と粒子密度の関係
解説

この図は、温度(単位:ケルビン。273 ケルビンが 0 ℃に相当)と粒子密度との関係を示しています。ピンクの枠で囲まれた領域がプラズマ状態、緑の枠で囲まれた領域が固体・液体・気体にあたります。

宇宙に目を向けると、太陽をはじめとする恒星やその外層であるコロナ、星雲、太陽風、さらには星間空間に至るまで、広大な領域がプラズマで満たされています。そのため、宇宙に存在する可視物質の 99%以上はプラズマであるといわれています。

地球上でも、蛍光灯やネオンサイン、炎、稲妻、オーロラなどの形でプラズマが観察されます。

さらに、核融合炉のプラズマは他と比べて格段に高温であり、1億度を超えるのが特徴です。