研究最前線
 
核融合炉の実現と展開を加速する高温超伝導・大電流導体の開発 柳 長門
将来の商業核融合炉を展開するには、より高い温度で運転できる高温超伝導マグネットの実現、核融合炉のサイズ縮小のためにさらに強い磁場を発生することが期待されます。核融合科学研究所の超伝導・低温工学ユニットでは核融合炉のマグネットに適用できる高温超伝導大電流導体の研究開発を行っています。今回、次世代の核融合実験装置に適用できる2万アンペア級の高温超伝導STARS導体を開発しました。
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特集1
 
総研大・核融合科学コース「夏の体験入学」
 
夏の体験入学は、将来の核融合エネルギーの実現に向けた人材育成、社会への情報発信・広報等に向けたイベントです。今年は38名の学生が参加し、核融合科学の各研究分野を専門とする教員の指導のもと10の課題に取り組みました。
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特集2
 
第20回レーザー応用プラズマ計測に関する国際シンポジウム
 
 
第20回レーザー応用プラズマ計測に関する国際シンポジウム(20th Laser Aided Plasma Diagnostics; LAPD20)を核融合科学研究所と北海道大学主催で開催しました。本シンポジウムは、レーザー応用計測に関する最新の研究成果について世界のトップクラスの研究者が集い議論します。普段あまり交流のない磁場閉じ込め高温プラズマの研究者と、低温プラズマの研究者がレーザー応用計測を通じて交流を深めました。
 
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特集3
 
Thailand Tokamak-1オープニングセレモニー
 
 
核融合科学研究所とタイ国家原子力技術研究所は、プラズマ物理と核融合工学の学術研究、日タイ学生教育、若手研究者・技術者育成等を協同しています。タイでのトカマク型装置の新設が決定し、Thailand Tokamak-1(TT-1)プロジェクトの核融合プラズマ研究が本格的に始動するにあたり、オープニングセレモニーへ招待していただきました。TT-1プロジェクトは世界から大きな注目と期待を集めています。
 
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