研究最前線
 
新奇ストレス源プラズマに対する細胞応答機構の解明

吉村信次、大坪瑶子、山下朗

 
近年、プラズマは生物分野の研究でも利用されています。常温の大気圧下におけるプラズマ生成技術が発展したことで、それまで困難であった生体へのプラズマの直接照射が可能となりました。実際に、医療分野のガン治療、農業分野の植物成長促進などの応用研究が進められています。本研究では、応用面のさらなる発展のため、プラズマの直接照射によって細胞がどのような反応を示すのかを明らかにしました。
 
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さらに、最近のプレスリリースから
核融合プラズマの新たな乱流遷移を発見
大規模なフュージョンエネルギー実験データ25年分をクラウド上で完全オープン
高エネルギーイオンによる高温プラズマの自発的な流出入状態を発見
ナノ秒紫外レーザーにより20 nmの先端をもつナノ構造を高密度にシリコン太陽電池表面に形成
 
 
特集1
 
2024アジア冬の学校の開催
核融合科学研究所および総研大先端学術院核融合科学コースは、東南アジアの留学生の獲得を目指して、「総研大冬の学校」を毎年タイで開催しています。さらなる留学生の獲得と東南アジアとのより一層の研究交流の発展を図る目的で、新たに「アジア冬の学校」を核融合科学研究所で開催しました。
 
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特集2
 
会議報告:26th International Conference on Spectral Line Shapes
 
26th International Conference on Spectral Line Shapes(ICSLS2024)をプラズマ・核融合学会との共催で実施しました。12か国から52名が参加し、研究報告が行われました。本会議の共通テーマのスペクトル線形状は、世界各地でさまざまな研究が行われており、核融合プラズマ研究においても重要なテーマの一つとなっています。
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トピックス
 
最終講義が行われました
第13回自然科学研究機構若手研究者賞を受賞
2024年度総研大新入生及び2023年度修了生の紹介
受賞者紹介
濵田泰司名誉教授が『瑞宝中綬章』を受章
 
 
お知らせ
 
フュージョンエネルギー産学連携研究室「HF共同研究グループ」を設立
核融合科学研究所オープンキャンパス2024(2024年10月26日開催)