市民説明会を開催しました
核融合科学研究所では、令和4年度の市民説明会「核融合研究の進展と大型ヘリカル装置(LHD)の研究成果」を、土岐市(9月2日(金)、3日(土))、多治見市(9月8日(木)、11日(日))及び瑞浪市(9月13日(火))において開催しました。
説明会は、平成18年度から新型コロナウイルスの影響により中止した昨年度を除き毎年実施しています。16回目となる今年度の説明会は、土岐市2会場で66名、多治見市2会場で47名、瑞浪市1会場で18名の方(3市合計131名)にご参加をいただきました。
説明会では、吉田所長等の挨拶に続き、エネルギー・環境問題と核融合エネルギーの必要性、国際協力によってフランスで建設が進んでいるITERなど国内外の研究開発の状況、LHDの重水素実験の成果と安全管理、重水素実験終了後の今後の研究計画などについてご説明しました。
参加者の皆様からは、将来の核融合発電の安全性に関する質問のほか、「ヘリカルとトカマクの違いは?」、「核融合発電の実用化の時期は?」、「研究所の今後の計画の詳細はいつごろ分かるのか?」など、核融合研究や研究所に興味、関心を寄せる質問も多くいただきました。
核融合科学研究所は、今後も研究成果等についてご説明する機会を設けていくとともに、より一層の情報公開に努めてまいります。
セラトピア土岐(土岐市)
とうしん学びの丘"エール"(多治見市)
瑞浪市総合文化センター(瑞浪市)