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さんぽみち研究所の中や周りの自然を紹介します

真っ赤だな
 研究所の湿地に、赤トンボがやってきました。実は、赤トンボという名前のトンボはいなくて、赤くなるトンボの仲間を総称して赤トンボと呼んでいます。ところが、赤トンボも若いうちは黄色く、大人になるとオスだけが赤く変化します。秋に赤いトンボが多くなるのは、みんなが大人になるからです。湿地には3種類の赤トンボがいました。ネキトンボ、ショウジョウトンボ、コノシメトンボです。どのトンボも体全体が真っ赤に色づいて、秋の訪れを感じました。

(2021年9月13日)

photo:ネキトンボ

ネキトンボ

photo:ショウジョウトンボ

ショウジョウトンボ

photo:コノシメトンボ

コノシメトンボ

(注)専門的にはアカネ属のトンボだけを赤トンボと呼びますが、ここでは広い意味で色が赤くなるトンボ全体を赤トンボと呼びました。