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さんぽみち研究所の中や周りの自然を紹介します

一枚の葉
 研究所の敷地には、一本のシデコブシが自生しています。高さが10メートル近くもあるので、かなりの老木だと思います。そのシデコブシが今年も花を咲かせました(上の写真)。淡いピンク色が綺麗ですね。研究所には同じ仲間で歌でも有名なコブシも咲いています(下の写真)。両者の違いは一目瞭然ですね。花びらの数が違います。シデコブシの方が花びらの数が多く、名前の由来である四手(注連縄・玉串に付いている紙)のように垂れ下がっています。ところで、二つの写真をよく見比べて、両方にコブシならでは特徴があるのが分かりますか。花の付け根をよく見てください。細い毛が生えている冬芽の皮の部分の他に、小さな新しい葉っぱが一枚付いていますよね。この葉っぱを見つけることができれば、コブシだということが分かります。

(2022年4月1日)

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