研究最前線
 
水素と金属材料の相互作用
-材料構造の変化と水素の蓄積に関する研究-

小林真

 
核融合発電では水素の同位体を燃料として用います。炉内での水素は固体・液体・気体・プラズマと様々な化学状態となり炉を構造する金属材料と接触します。ここで、水素は原子番号1番の最も小さい原子であるため、材料の結晶構造の隙間に入り込み、内部を移動、蓄積する現象が起こります。ここでは、金属材料内部での水素のふるまいと材料構造の変化に伴う水素の蓄積に関する予測研究について紹介します。
 
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特集1
 
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レーザープラズマ‐コード開発とシミュレーション研究を振り返って‐(坂上仁志)
私の履歴書(尾崎哲)
 
 
トピックス
 
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