核融合科学研究所

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セミナー・談話会 研究教育改善室

2025.4.14 NIFS談話会

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日時
2026年5月7日(木) 13:20 – 15:30
場所
核融合科学研究所(管理・福利棟4階 第一会議室)/ Zoomハイブリッド開催
講師
片桐 孝洋
名古屋大学 情報基盤センター 教授
講演タイトル
AIはプログラマを超えるのか ―高性能計算の新潮流
講演概要
近年、生成AI技術は急速に発展し、プログラムを自動生成する技術としても注目を集めています。一方で、科学研究やものづくりを支えるスーパーコンピュータでは、計算機の種類ごとに高度に最適化されたソフトウェアが必要であり、その開発には専門的な知識と多くの時間を要します。しかし、このような高度計算を支える人材は減少しており、新しい計算機技術を十分に活用しきれないという課題があります。
本講演では、大規模言語モデル(LLM)を活用した生成AIにより、高性能な計算プログラムを自動生成する新たな取り組みを紹介します。AIが計算機の特性を理解し、最適化されたプログラムを生成することで、研究者の負担を大幅に軽減するとともに、より高速かつ省エネルギーな計算の実現を目指します。さらに、演算精度や性能パラメタを自動的に調整する技術や、「なぜその手法が有効なのか」を説明可能なAIを組合せることで、持続的に利用可能な計算基盤の構築を目指します。
また、Claude CodeやCodexなどの商用LLMは高性能である一方、利用コストや、コードを外部に送信できない環境では利用が制限されるといった課題があります。そこで、無償で利用可能であり、ローカル環境で動作するローカルLLMを活用した最先端システムについても紹介します。すなわち、外部クラウドAIが利用できない環境でも活用可能な、国内開発のAIを含む「手元で使えるAI」の研究動向を概説します。
これらの取り組みにより、日本発のAI技術によって科学技術計算を次の時代へと進化させることを目指します。
講師略歴
2016年4月~現在 名古屋大学 情報基盤センター データサイエンス研究部門 教授 / 名古屋大学 情報学部 / 大学院情報学研究科 教授(兼務)
2007年4月~2016年3月 東京大学 情報基盤センター スーパーコンピューティング 研究部門 特任准教授 / 准教授
2005年3月~2006年1月 米国カリフォルニア大学バークレー校 計算機科学科 訪問学者
2002年6月~ 2007年3月 電気通信大学大学院 情報システム学研究科 情報ネットワーク学専攻 助手
2001年12月~2002年5月 科学技術振興事業団さきがけ研究21 専任研究者
2001年4月~2001年11月 日本学術振興会 特別研究員-PD
使用言語
講演:日本語、講演資料:日本語
参加費
無料
タイムテーブル
13:20–13:30 所長挨拶、講師紹介
13:30–15:00 講演「AIはプログラマを超えるのか ―高性能計算の新潮流」
15:00-15:30 質疑応答
お問い合わせ

核融合科学研究所 学術企画委員会 担当 伊藤 篤史
nifs-meeting[@]nifs.ac.jp(送信時は[ ]を外してください)