セミナー・談話会研究教育改善室
Fusion Science Seminar
Fusion Science Seminar第4回Fusion Science Seminarでは、理化学研究所の伊藤伸泰氏をお招きし、「量子情報処理の現状と展望 」と題した講演会及び懇親会と、翌日に意見交換会を開催します。ぜひご参加ください。
- 参加登録方法
- 登録はこちらから。
※対面参加、オンライン参加に関わらず、上記から事前登録をお願いします。事前登録を行った後、接続URLとパスコードが電子メールにて配信されます。
参加申込締切:セミナー当日まで可。ただし、懇親会の参加申込は4月10日(水)16:00まで。 - 日時
- 4月17日(水) Fusion Science Seminar:14:30-17:00、 18日(木) 意見交換会:9:30-11:00
- 場所
- 核融合科学研究所 管理・福利棟4階 第一会議室 / Zoom(ハイブリッド開催)
- 講師
- 伊藤伸泰
理化学研究所計算科学研究センター 離散事象シミュレーション研究チーム チームリーダー - 講演タイトル
- 量子情報処理の現状と展望
- 講演概要
- 量子力学的な状態を活用した量子コンピュータや量子通信は情報技術を革新すると期待され、精力的な研究・開発が進められている。未だ広く実用化するには至ってはいないが、これまでに断熱変化を応用して最適化問題を解くアニーリング型およびユニタリー変換を逐次施して一般的な問題を解くゲート型の量子コンピュータや、改竄・盗聴が不可能と考えられる量子暗号通信などが実現している。現在、実用化に向けた研究開発のステージに移行しつつあり、これまでの「古典的な」情報処理技術では達しえなかった処理の実現や処理に要するエネルギーコスト低減への期待を実現すべく情報通信システムへの統合が試みられ始めている。
本講演では、現在のスーパーコンピュータを活用して量子情報の研究・開発を進める試みとして、「富岳」に量子コンピュータを組み入れてハイブリッド化する試み及び「富岳」による量子情報処理のシミュレーションの現状を紹介する。 - 講師略歴
- 1991年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了(理学博士)
1991年 日本原子力研究所情報システムセンター研究員
1995年 東京大学工学部物理工学科講師、1997 年10月より助教授を経て准教授
2012年 AICS離散事象シミュレーション研究チーム チームリーダー
2021年 国立研究開発法人理化学研究所 R-CCS 量子HPC連携プラットフォーム部門 量子計算シミュレーション技術開発ユニット ユニットリーダー - 講師Webページ
- https://www.r-ccs.riken.jp/research/labs/desrt/
- タイムテーブル
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4月17日(水)
14:30-16:00 講演「量子情報処理の現状と展望 」 16:00-17:00 質疑応答 17:30 懇親会
(研究所内食堂)9:30-11:00 意見交換会(第1会議室) - 使用言語
- 講演:日本語、講演資料:日本語
- 参加費
- 無料
お問い合わせ
主催:核融合科学研究所
核融合科学研究所 学術企画委員会 担当 沼波政倫、關良輔
E-Mail: nifs-meeting[@]nifs.ac.jp(送信時は[ ]を外してください)