核融合科学研究所

共同利用・共同研究

共同利用・共同研究Collaborative Research

概要

核融合科学研究所では、大学等からの幅広いニーズに対応するため、所内の施設を用いる「一般共同研究」、所外の施設を用いる「基盤施設型共同研究」、「核融合開発共同研究」、「課題提案型共同研究」、「研究コア提案型共同研究」、及び「原型炉研究開発共同研究」という六つの形態の共同研究を設け、毎年研究課題の公募を行うことで、共同利用・共同研究活動を強力に展開しています。

一般共同研究

一般共同研究

NIFSと各大学との間で行う共同研究で、NIFSの全ての研究部門で行っています。またNIFSにおける研究会の開催も含みます。

計算機利用に関わる共同研究は必ずしも出張を前提としません。


基盤施設型共同研究

基盤施設型共同研究

基盤施設型共同研究では、これまでに双方向型共同研究を実施してきた筑波大学プラズマ研究センター、京都大学エネルギー理工学研究所附属エネルギー複合機構研究センター、大阪大学レーザー科学研究所、九州大学応用力学研究所附属高温プラズマ理工学研究センター、富山大学研究推進機構水素同位体科学研究センターの五つの研究所・センターを対象として、核融合科学の発展に貢献できる優れた独自性のある研究を実施します。


核融合開発共同研究

核融合開発共同研究

核融合開発共同研究は、核融合科学分野の国際的競争力強化と人材育成の基盤強化を目的として、大学共同利用の制度を活用して、量子科学技術研究開発機構(QST)が主導する最新鋭の核融合プラズマ実験装置JT-60SAやBA活動に関わる工学施設を利用する学術研究を推進します。核融合開発共同研究は、核融合科学研究所のユニットと核融合分野及び広い学術界の研究者の協力により、学術研究と核融合開発研究の連携を強化します。


課題提案型共同研究

課題提案型共同研究

課題提案型共同研究では、国内外の大学・関連研究機関の施設・装置を研究プラットフォームとして共同利用する共同研究、及び複数の大学が連携したネットワーク型共同研究を実施します。


研究コア提案型共同研究

研究コア提案型共同研究

研究コア提案型共同研究では、核融合科学分野における重要課題に複数の大学・関連研究機関が連携して取り組むことにより、普遍的な学術的・技術的知見の創出及び強い研究チームの創成によるコミュニティの研究力強化を目的とする共同研究を実施します。


原型炉研究開発共同研究

原型炉研究開発共同研究

原型炉研究開発共同研究は、アクションプランに掲げられた開発課題に大学等の 研究ネットワークを強化して組織的に取り組むことによって大学等の自主・自律 的な研究活動を活性化し、研究進展を加速するとともに原型炉建設時に中核とな る人材を育成することを目的としています。概念の構築や革新的技術の導入ある いは新たな研究ネットワークの構築を必要とする中長期的な研究課題を課題指定 型として公募します。また、 課題指定型(若手優先)と課題提案型も設けます。