共同利用・共同研究Collaborative Research
概要
核融合科学研究所(NIFS)の共同研究は「一般共同研究」、「双方向型共同研究」、「核融合開発共同研究」、及び「原型炉研究開発共同研究」の4つの形態から成ります。研究課題の採択は、本研究所運営会議のもとに設けられた共同研究委員会にて審議され、採択された課題に対して研究予算が配分されます。
NIFSと各大学との間で行う共同研究で、NIFSの全ての研究部門で行っています。またNIFSにおける研究会の開催も含みます。
計算機やネットワークの利用に関わる共同研究は必ずしも出張を前提としません。またネットワーク型共同研究では、各大学間での移動も含みます。
大学の研究センター・研究所が有する研究環境を利用し、各センター・研究所とNIFS間相互、および他大学から各センター・研究所への参加により行う型の共同研究です。
核融合開発共同研究は、核融合科学分野の国際的競争力強化と人材育成の基盤強化を目的として、大学共同利用の制度を活用して、量子科学技術研究開発機構(QST)が主導する最新鋭の核融合プラズマ実験装置JT-60SAやBA活動に関わる工学施設を利用する学術研究を推進します。核融合開発共同研究は、核融合科学研究所のユニットと核融合分野及び広い学術界の研究者の協力により、学術研究と核融合開発研究の連携を強化します。
原型炉研究開発共同研究は、アクションプランに掲げられた開発課題に大学等の 研究ネットワークを強化して組織的に取り組むことによって大学等の自主・自律 的な研究活動を活性化し、研究進展を加速するとともに原型炉建設時に中核とな る人材を育成することを目的としています。概念の構築や革新的技術の導入ある いは新たな研究ネットワークの構築を必要とする中長期的な研究課題を課題指定 型として公募します。また、 課題指定型(若手優先)と課題提案型も設けます。