2025.11.4
受賞news
受賞菱沼良光 准教授が国際電気標準会議 (IEC) IEC1906賞を受賞
菱沼良光 准教授は、IECの「超電導」に関する技術会議(TC90)において、「複合超電導線のマトリックス比測定法」のワーキンググループ(WG6)の座長として国内外の専門家との議論を主導しながら意見を集約し、Nb-Ti及びNb3Sn超電導線材におけるツイストピッチ測定法に関する国際規格「IEC 61788-27 Ed.1」の取りまとめに尽力しました。実用超電導線材の電磁気的な安定性や低損失を図るためにツイストピッチ構造は重要な因子であり、ツイストピッチ測定の国際規格を規格することは、超電導機器技術の発展やその普及に不可欠です。今回は、ツイストピッチ測定法の国際規格の制定をはじめとして、超電導分野の国際的な標準化に対して多大な貢献をしたことが高く評価され、国際電気標準会議 (IEC)よりIEC1906賞を受賞しました。本賞は、IECが1906年に設立されたことを記念して2004年に設けられ、電気・電子技術の国際標準化及びその関連活動に大きな貢献をした専門家(個人)や組織に対して贈られるもので、都市センタ-ホテル コスモスホール(2025年10月21日(火))で授賞式が行われました。
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