核融合科学研究所

News

2025.2.21

フュージョンエネルギー研究データの公開登録数が世界初の一千万件を突破!

研究成果(プレスリリース)

概要

核融合科学研究所では、世界最大級の超伝導プラズマ閉じ込め装置「大型ヘリカル装置」(Large Helical Device: 以下LHD)を用いたフュージョンエネルギー実験の過去25年におよぶデータを2023年より完全オープン化しています。昨年(2024年)12月には、実質的な世界標準であるデジタルオブジェクト識別子(Digital Object Identifier:以下DOI)を付与した実験データの登録件数が1千万件を突破しました。この数字は現時点において、世界最多の登録件数となります。

この取り組みは、文部科学省「オープンアクセス加速化事業」による自然科学研究機構のオープンアクセス推進事業の一環として行われました。本年(2025年)2月7日(金)に、自然科学研究機構および核融合科学研究所は報道関係者を対象としたプレス懇談会を開催し、データ登録を担当した中西秀哉准教授より、本成果についての説明が行われました。

核融合科学研究所が公開しているLHD実験データのDOI登録数が、研究データとして世界で初めて1千万件の大台を突破しました。
核融合科学研究所が公開しているLHD実験データのDOI登録数が、研究データとして世界で初めて1千万件の大台を突破しました。
成果の説明を行う中西准教授
成果の説明を行う中西准教授

【関連リンク】

自然科学研究機構プレスリリース「フュージョンエネルギー研究データの公開登録数が世界初の一千万件を突破しました

本件のお問い合わせ先
  • 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所
    管理部 総務企画課 対外協力係
    t
このページをシェアする