核融合科学研究所

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2023.2.20

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労働安全衛生に関する情報交換会(第18回)を開催

核融合科学研究所は令和5年1月26日、「労働安全衛生に関する情報交換会」を開催しました。この会合は労働安全衛生法に基づく各機関の取組や活動状況及び課題等の情報交換を目的として、法人化後の平成16年度から毎年実施しており、今回で18回目となります。全国の大学、大学共同利用機関等25機関から安全衛生に関わる技術職員を中心に事務職員、研究職員、大学等環境安全協議会評議員、及び労働衛生コンサルタントを交えた78名が参加しました。

開会にあたり、吉田善章所長が「労働安全衛生は何よりも最優先」と挨拶。続いて9機関から、実験建屋への入退管理、大学における防災管理、IT技術を活用した設備管理例、化学実験設備の点検実例、化学物質の廃液管理等に関する延べ10件の発表がありました。元大学職員の労働衛生コンサルタントによる「化学物質の自主的な管理を主体とする労働安全衛生法改正」に関する特別講演では、その対応に悩む参加者から各機関の事例を交えた発言が続き、活発な意見交換が行われました。

新型コロナウイルス感染症の影響により昨年に続き3度目のオンライン開催となりましたが、本会合のように全国の大学、大学共同利用機関等の実務担当者が集まり、率直に意見交換できる場は貴重であり、榊原悟安全衛生推進部長は、閉会の挨拶で「来年こそは対面での開催を」と希望を述べ、本会合を締めくくりました。

大学・大学共同利用機関等25機関、78名の参加者ら(一部)

大学・大学共同利用機関等25機関、78名の参加者ら(一部)

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