核融合科学研究所

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2024.2.21

遠隔操作ロボット「アバター」を用いた遠隔での施設見学を実施

トピックス

核融合科学研究所は、大分県からの依頼により、遠隔操作ロボット「アバター」を用いた遠隔での施設見学を1月23日に実施しました。

大分県は遠隔地からの操作で自由に動き、会話も可能な「アバター」を使用した様々な分野での実証実験や産業創出に向けた取組を行っており、今回は、大分県立国東高等学校の生徒16名が授業の一環として高校から研究所に置かれた「アバター」を操作し、研究所の施設を見学しました。

見学は、研究所の永岡賢一教授と伊藤篤史准教授が所内を案内し、大型ヘリカル実験装置(LHD)のコントロールルームである制御室では、生徒たちは「アバター」を上手く操作して、LHDの模型や実験で生成されたプラズマの動画等を確認しました。制御室の見学後は、Zoomでの接続に切り替え、普段の見学では入ることのできないLHDが設置してある実験棟からの映像を配信し、永岡教授からLHDのプラズマを加熱するための「中性粒子入射加熱装置」などの説明がありました。参加した生徒は、通常の授業とは違う体験を通して核融合への関心を高めていました。

国東高校での様子
国東高校での様子
制御室でアバター(中央)に向け説明を行う永岡教授(左)と伊藤准教授(右)
制御室でアバター(中央)に向け説明を行う永岡教授(左)と伊藤准教授(右)
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