核融合科学研究所

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2025.10.1

文部科学省SBIR事業関連関係者が核融合科学研究所を視察

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政府が取り組んでいるSBIR制度(スタートアップ等による研究開発とその成果の事業化を支援し、それによって我が国のイノベーション創出を促進することを目的とした制度)に関連し、同制度における中小企業イノベージョン創出推進事業(核融合分野)のプロジェクトリーダーを務める独立行政法人国際協力機構の久下勝也社会基盤部次長兼資源・エネルギーグループ長のほか、文部科学省研究開発局の内野隆研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付課長補佐、内閣府科学技術イノベーション推進事務局の谷正彦フェローをはじめ、基金設置法人及び運営支援法人の関係者が令和7年8月28日、自然科学研究機構核融合科学研究所を視察しました。

同事業の採択事業者である株式会社Helical Fusionと当研究所は、同社のSBIR事業計画である核融合炉用高温超伝導導体の開発に関連する共同研究を進めており、今回は、これに関係する超伝導マグネット研究棟の施設や主要装置のほか、制御室をはじめ、液化冷凍機室を視察しました。

限られた時間の中、藤堂副所長、坂本研究部長、柳超伝導・低温工学ユニット長から、SBIR事業に関連した設備や研究内容等について説明があり、活発な意見交換が行われました。

制御室での集合写真(左から2人目から右へ久下グループ長、内野課長補佐、谷フェロー)
制御室での集合写真(左から2人目から右へ久下グループ長、内野課長補佐、谷フェロー)

液化冷凍機室で坂本研究部長(左)から説明を受ける関係者
液化冷凍機室で坂本研究部長(左)から説明を受ける関係者

超伝導マグネット研究棟で柳教授(左)から説明を受ける関係者
超伝導マグネット研究棟で柳教授(左)から説明を受ける関係者

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