セミナー・談話会 核融合科学学際連携センター
産学官連携セミナー
2025.5.21
第5回産学官連携セミナー
産学官連携セミナー核融合科学研究所では産業界との共同研究を積極的に推進し、産学官連携活動を進めております。
この度、産学官連携部門の第5回セミナーとして、電力中央研究所名誉顧問 秋田 調氏をお招きしてセミナーを開催することとなりました。
このセミナーでは、「持続可能なカーボンニュートラル社会に向けての核融合発電への期待」と題してご講演いただきます。
今回のセミナーは核融合科学研究会との合同開催です。
- オンライン参加登録方法
- ※オンライン参加される場合はZoomの事前登録をお願いします。
下記にて事前登録を行った後、接続URLとパスコードが、電子メールにて配信されます。
サインインの際は、必ず名前の変更を行ってください。所属・氏名を入力いただきますようお願い致します。
例: 核融合科学研究所・核融花子
登録はこちらから。 - 日時
- 2025年6月19日(木) 15:30-16:45
- 場所
- 核融合科学研究所 シミュレーション研究棟 会議室 / Zoomハイブリッド開催
- 講師
- 秋田 調(電力中央研究所名誉顧問、低温工学・超電導学会会長)
- 講演タイトル
- 持続可能なカーボンニュートラル社会に向けての核融合発電への期待
- 講演概要
- 我が国をはじめ世界各国では、2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指して、太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギー導入が進められている。我が国の場合、どのような電源構成あるいはエネルギー利用であれば、目指すカーボンニュートラル社会となるかはまだ明確ではないが、ダイレクトエアキャプチャー(DAC)と二酸化炭素の地下貯留(CCS)などの組み合わせによる持続可能性が明確ではない排出削減策を必要とする可能性が高い。このような状況において、社会への導入が2050年以降となっても持続可能な低炭素排出発電技術としての核融合発電への期待が高まっている。現在の電力系統の運用状況と今後の見通し、再生可能エネルギーを大量に導入した場合の懸念事項なども含めて、このような状況を概観したい。
お問い合わせ
核融合科学研究所 産学官連携部門 大谷 寛明
sangaku-j[@]nifs.ac.jp(送信時は[ ]を外してください)